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AさんとAさんのgg。お二人ともggではデッサンを描かれています。そういえば、最近受講されている方はデッサンが多い気が…。創造の基礎なのでやはり皆さんまずはそこを学ばれたい、というお気持ちが強いと言うことなんでしょうね。デッサン、楽しいですものね。でもじゃあ必ずしもデッサンが描けないと表現できないの?といえば、もちろんそうではありません。多種多様に自分を表現する方法は無限にあるので、お料理でも、音楽でも、映像でも、彫刻でも、詩でも、建築でも…生きているだけでもそうですよね。そんな中絵画というジャンルに於いて、二次元である紙の中に空間を表現するためには、身につけていたほうが自分が楽しい。そしてそれを観る人も楽しいんだと思います。絵画ってちょっとしたイリュージョンですから。さて、そんな前提があってggで描写を重ねておられるお二人。今日はAさんが「もっとそう見えるように描きたい」と、今いる場所からもう一歩先へ進みたいと言ってくださいました。嬉しかったなあ。「ではもう一度デッサンの基本を振り返ってみましょうか」と少し詳細をお話しさせていただきました。もう2年間こうして続けておられるAさんなので、基本的な観察眼はお持ちになっておられます。さらに、華道として実際にお花に触れ、空間を組み立てておられるので、イメージも素材感も十分体感され経験が蓄えられておられます。だからあとは「光と影を観る」のみじゃないかなあと私は思ってます。無意識に見えている光が意識的に捉えられるまで、じっくりと、じっくりと。一瞬のうちにスッと、一時間(見続けている)くらいの観察の深さを繰り返して、デッサンを描いていない時でも、日常生活を送りながらでも、一瞬を限りなくボーっと見つめていくと、普段気にしなかった光がいたるところに見えてくると思いますよ笑。さて、一足先にAさんが帰られたあと、Aさんのデッサンもずいぶん進んでいました。女性の瞳に強い黒をさしてあげたり、唇のグレーのグラデーションを繊細に描いてあげたり、タンクトップの肩紐を描くことで顔と体の距離感が出てきたり、細部が全体を構成しているということをご理解され、自然に全体へと手が入ってこられるようになっておられます。気にされていた女性の表情もとてもいい感じ。黒から白への調子の幅がとっても広がってきましたね。