20181208-2 のコピー

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Sさんのgg。今月で塑像を終える予定のこの制作。いよいよ大詰めとなりました。今日はチューブのキャップ部分の作り込みを主に作業されました。まずはキャップ上部の断面を。潔くシャープにカッターを使いながら描写。アルミでできている絵の具のチューブ。本体自体はアルミの微細な凹凸感もあるし、絵の具の微妙な減り具合も手伝って有機的な形象ですが、このモチーフの唯一の規格はこの蓋部分。規格モノのデッサンでは、無条件に、無機質に描写することがよりリアルに迫るコツ。Sさんもそこらへん熟知されていて、本日のSさんの集中が背中からとても伝わってきました。粘土自体の乾燥による収縮もあって若干実寸より小さくなりましたが、並べてみると、粘土という柔らかい素材なのに規格モノの緊張感をまとった模刻になっています。次回はさらにキャップ周りにあるシマシマをエンボスし、本体も少し手を加えて完成する予定。もともと木を使って彫刻をするためのファーストレッスン的に始めたこの塑像。来月はいよいよ木に登場してもらって作りこんでいきますが、その前に、こうして粘土のように足し算しながらの制作がいいのか、はたまた大きな塊から引き算で形を作りこんでいく方法の方がいいのか。それも踏まえて次回以降は今後の立体制作の方向性を検討する予定です。この水粘土、完成したらそのまま放置させて(若干収縮によるひび割れもありますが)後で着彩も可能なので、さらに本物へ近づいていっても楽しいですね。