20160121

20160121-120160121-320160121-2

 

 

 

 

 

 

 

Yさんのgg。実は前回このデッサンを一度全部ねり消しで消しているYさん。最初の回では調子良く描いていたのですが、ある時正中線のズレを感じたYさん。「なんかづれてるな」と。まだデッサン1回目だったので直すなら始めの方がいいとお伝えすると潔く消されました。最初にあれだけ描かれていたのですんなりまた描けると私は思っていたのですがいざ描きなおし始めると「あれれ?・・」なかなか形がまとまらず2日目をそのまま終えてしまいました。そして今日3日目。前回から1週間空いていたので新鮮さを取り戻された様子のYさん。開始より手が進んでいるようでした。gg-Nightは3時間の長丁場ですがYさんの集中は途切れること無く続いています。そんな中「・・描けないなあー」との一言。あご下の空間に手こずっているようでした。ここまで何回も何回も消しては描き消しては描きをくりかえしているのでとっても深い調子ができているので、そこで「彩度を意識した黒」を提案しここからは丁寧に描いていくことを大切にすることも伝えました。しばらくして終了時間になりデッサンを見てみると、さきほどなかった首右下のヘルメット部分の描写が進んでいて一気にヘルメットからあご迄の空間が出てきました!「今までイライラしてたのか?分からないけれど丁寧に描けばいいんですね」と納得された様子。急がば回れ。あらかたの調子が出来上がったら丁寧な観察と丁寧な描写が、短い時間で深い描写ができるコツだと理解されたご様子でした。