2月のgg華道部。今月の花材は一気に春の兆しです。レンギョウ、小手毬、アネモネ、マルシダの4種。例えばお魚とか、お野菜だと季節のものがなんとなく知っていたりするのですが、店頭に売られているお花って今まで特に季節感を気にもとめていなかったので、こうして毎月お花に触れているとお花の季節が知れていいですね。さて本日はYさんMさんともに自由花を、私はお正花の3種生けに挑戦しました。いつものようにそれぞれが思いのまま集中して生けて、終わってから写真撮影。でもこの撮影の時までに、どんどんアネモネが開いてきてしまって、もう、全開〜ってなってしまって笑。「もっと楚々とした印象に生けたかったんだけどなあー」という声もあったり笑。全開したアネモネの中央部分をみてみると、とても綺麗な濃紺でした。私が18歳で美術を始めた当初はデザイン科だったというのもあり、よく花がモチーフで配られ、スターチスやデンファレなどを穴のあくほど観察していたのを思い出しました。じっくり観ているとだんだんお花がゲシュタルト崩壊をし始めて、その近視眼的世界に引き込まれてしまいます。…っと、撮影しながら違う世界へ一人で行ってしまいそうになったので内心キュッと自制スイッチオン。Yちゃんも、Mさんも、弾けんばかりのアネモネがアクセントになって、一足早く春爛漫な本日の華道部でした。