20170406

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Aさんのgg。今日は白黒のストライブが入った楕円が可愛らしい花器をご持参され、ご自宅で開かれているいけばな教室で昨日生けられた花材をggで再現され、それをクロッキーしました。キュッと引き締まったモダンな印象の花器に、アンスリウムを背面が正面に向くよう意図的に生けられ、中央に水仙が配置されています。「アンスリウムの赤はきついので、背面の、このくらいの赤がよかったんですよね」と仰るAさん。水仙の黄色い色調と背面の赤が調和して、左右に伸びた紫のリズムも様になってるなあ…。さすがです! 集中して描いた後に本日はパースの話をさせていただきました。いけばなを描くときに必ず絵の中に登場する花器。生けたお花が絵のメインではあるのですが、お花の土台である花器をいかにサラッと、的確に描くかが意外と重要なポイントになります。「花器が(自然に)台にあるように見える」ためのパースの説明です。Aさんに限らず、パースの説明をするとき、どうしても言葉が多くなってしまうし、その説明もちょっと理論的なので難しく思われがちなのですが、一旦理解したらもうそれでよく、後はそう見えるように何度も描いて練習するのみなので、今日もちょっと熱く説明させてもらいました笑。自分も規格もののデッサンが苦手だったし、今でもうまく描けないんですが、ここは写実の踏ん張りどころかもしれないですね。