Mさんのgg。「カッパープレイト体書いちゃいました」と仰って始まった本日のgg。教科書の順番だとイタリック体の次にゴシック体があり、最後にカッパープレイト体があります。カリグラフィーはどうやら日本の書道に似ているので、もしかしたら学ぶ順番があるのかもしれませんが、でも書きたくなっちゃったら、書くしかない。好きで始めたことだし。ggだし(?)。カッパープレイトを書くペンは面白い形をしていて、普通のペンのように一筋ではありません。バイクで言えば、サイドシート付きのバイクみたいな形をしていて、このサイトシート側からインクが出てきます。ペン先の力を入れると開いて太くなり、力を抜くと閉じて細くなる。その繰り返しを上手く利用して、アールデコ調の優雅な文字になっていくようです。Mさん曰く「カッパープレイト体は斜めが、結構な角度で斜めで、思い切り斜めにしないと気づくと縦に近くなってしまう」そう。そういえば日本語は、丸やハネはあるけれど、あまり斜めはないですもんね。「兎に角下に参考文字を敷いて、トレースしながら字体を覚えて行くしかないですね」とMさん。今日もとても集中して沢山練習されていました。帰り際にMさんのお道具箱をパシャリ。ワッパのような外国産の曲げ物で、落ち着いた塗装もいい雰囲気。小物もかわいさがギュ♡と詰まっていて、道具への愛着を感じました。