20160912

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Sちゃんのgg。前回のお母さんのお誕生日プレゼントは無事完成したそうです。「夜そっと台所に置いておきました」と少し照れて話してくれたSちゃん。手作りのプレゼントをじぶんの子どもからもらえるなんて、素敵な関係をつくってこられたんだなとジーンときます。幾つになっても親は親だし子は子だけど、成長とともに関係性も変化していきますね。親子に限らず人との関わりは結局のところ愛へ集結していくのだから、何が起きても好きなことしながら、どーんと構えていたらいいのかもしれません。なーんてそんなことを思いながらSちゃんの話を聞いていました。今日はデッサンについて沢山話しました。Sちゃんはデッサンが苦手。でも最近絵筆をもてない理由は、自分のデッサン力不足なんじゃないかと気付き始め、いよいよ描写力を上げていく必然を感じている様子です。様々な話を聞いていく中で、幼少の頃に指摘された思い込みが自分自身をがっちり固めているのだというところへたどり着きました。でも、どっちへ行くかは本人の自由です。どちらへ行っても問題なし。だから自分を見つめていく方向を定める必要はあるんだけれど、それを決め兼ねている、そんな印象を受けました。折しも、私自身も今回の個展で今後のいく方向がはっきりと見えてきており、コンプレックスを抱えながらもこの道を行こうと思っているところなので、なんだかSちゃんの想いにリンクしているなあ。で、今日の結論。「お互いくるみとトマトを描きましょう」で落ち着きました。笑。 さあ、ここからまた新しく始まるんだな。