gg華道部9

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今日はgg華道部の9回目でした。本日の花材はニューサイラン(入才蘭)、グラリオーサリリー、千日草、りんどうでした。gg華道部御用達のお花屋さんがご提示してくださったのは上記先の3種だったのですが、先生が色味を足してくださいました。活け方は自由花。本日参加されたSさんにもテキストを見ながら説明され、いざスタート。「なんだかみんなの花を見てると私もしたくなっちゃった!」と途中から先生もお花屋さんへ花材を買いに走り、一緒に活けました。私は、今日はテーマが先に浮かんできてそれに沿ってイメージを固めながら活けてみました。今日は明るい秋晴れで、空もスコンと抜けていて、時間の前後左右を行き来する風のようなものも自由で、身に纏ってしまった柵をそんな風に一つ一つ放して流していくようなイメージ。葉を選び葉をちぎり、花を選び丈を見ながら剣山にさしていきました。最近は頭が先行しちゃってたのかな?なかなか思うような形になることが少なかったのですが、今日は頭もからっぽに近く、シンプルな状態で適宜活けられたと思います。「できた」と私がつぶやくと先生が「できましたか?満足しましたか?」とお声がけ。私は自信を持って「はい、満足しました」と応えました。「では、見させていただきますね」と先生に見ていただきました。最初に私が今日もったイメージをお伝えし、それを聞きながら先生が枝、葉、花の一つ一つを丁寧に調整してくださいます。A先生は私たち自分の持ったイメージをとても大切にしてくださって、先生のお手入れが活け花を大きく変えてしまうことはないのですが、ほんの少しの角度、ほんの一枚の葉のあしらいが、花たちをよりかっこよく決め、全体の印象がシャープになっていきます。いつもながら知れば知るほど先生の所作にため息と感心。今日の手入れでは、「生け花的に葉先の処理は下がったままになっていない方が良い」「奥の小さな花へ見る人の目線を動かさせたいなら、枝についている大きな花は取って一つに絞った方がいい」「活ける場所は基本的に床の間なので後ろに突出した葉は不自然に感じる。自然になるようバランスを見る」「いい生け花は、どの角度から見てもいい」こんなことを教わりました。Sさんのお花も可憐でシャープ、葉の流れが美しかったなあ。ああ、今日も楽しかった♪
次回は10月21日(土)10:00-12:00です。
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